全世界株VTを放置してセミリタイアするブログ?

投資のことなんてわかりやせん

インデックス投資を放置するために

インデックス投資を放置することこそ我々投資のことがよくわかんない層がとる最適な行動だ。

しかし、放置しようにも様々な誘惑が我々を襲う。

日々の何気ない値動き、たまに来る暴落、他の投資商品の魅力記事、世界がやべぇよと煽るニュース。

それに心奪われ売ったり買ったりすると手数料が無駄にかかったり、ほっとけば回避できた売却損をしたりする。

 

そんな蛇どもの誘惑から身を守る方法を考えてみた。

 

投資信託の自動積立を利用

まずは証券口座へのログイン頻度を下げるために、投資信託の自動積立を利用する。

ETFに投資して投資信託を利用していない自分が言うのはあれだが、ETFで毎月入金・注文するのは面倒くさいし、ログインしたら評価損益がついつい見えてしまうからだ。

 

日々のどうでもいい資産の価格変動は我々心の弱いひよっこたちに突き刺さるので、そもそも見ないようにするためにログインしないようにする。

証券口座のパスワードを忘れるくらいがちょうどいいかもしれない。

数年の株価停滞があっても結局株価は上がると理解する

リーマンショック、2015年チャイナショック、米中貿易摩擦、コロナショックを経て世界は株価の危機に割と迅速に対応するようになったように思える。

超直近の例では、コロナによる大暴落は結局わずか半年ちょいで値を戻した(VTとかは)。

 

しかしながら、今後リーマン級の暴落・停滞は起こらないとも限らないし、その状況を理解しておく必要がある。VTのチャートを見ると、

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VTのリーマンショックによる停滞

投資の開始時期やタイミングによっては、このように4年くらい含み損に耐える非常につらい時期があることを認識しなくてはならない。

配当金や分配金といったインカムゲインがあったとて焼石に水で、資産がマイナスになる期間はそんなに変わらないのできつい。

世界の雲行きが怪しいというニュースを聞いたとしても、我々にできることは何もない。

ここは割り切って数年単位の停滞は普通にあると考え、過去のチャートを見てそのうち上がるだろうと気にしないようにそのまま放置するのが一番だ。

株価の予測は不可能なので予測情報は聞き流す

 株価の予測は不可能というのはネットで調べれば山ほどでてくるが、人間は自分の行動に結果がついてくると思いたいもの。

実際はまぐれ当たりでも自分の実力だと考えてしまう。

そんな思い違いを徹底的につぶし、他者の予測もコイントスで決めているのと変わらないとし聞き流すのが吉だ。

 

名著ウォール街のランダム・ウォーカーにも、プロが将来を予測して運用するアクティブファンドに関して以下のように述べている。

長い期間で見ると、プロが運用する投資信託も、ランダムに銘柄を選んで作ったポートフォリオも、パフォーマンスは変わらなかったということだ。特定の短期間をとれば、素晴らしいパフォーマンスを達成するファンドもあった。しかし、一般的に優位なパフォーマンスは長続きしなかったし、どのファンドが将来どのようなパフォーマンスを上げるのか、全く予想がつかないのだ。 

バートン・マルキール,井出正介訳『ウォール街のランダム・ウォーカー原著第12版』(日本経済新聞出版、2019)

 

成績を上げないと首を切られるプロでさえこの有様なのに、どうして素人やその辺のわけわからんインフルエンサーやらが予測することができるのか。

 

謎の預言者が次はこれが上がる!!とか言って勧める投資商品は適当な当てずっぽうと変わらない。

そして予測して当てることが目的でなく、予測すること自体が目的であり仕事であり金づるだと考え、そういった情報は話半分、小説やファンタジーだと思って楽しんだりするのが一番だ。

誘惑は環境と理論で凌ぐ

ネットが発達し、株式投資の利便性が上がる一方で、情報を容易に入手することができるようになり、却ってバイアンドホールドの放置戦略の妨げが増えてきた。

 

誰しもネガティブな情報や、儲け話に弱いものだが安易に資産をチェックしない環境や習慣を整える。

株価の予測は不可能でインデックス投資が最良であると理論武装すれば、どうにかこうにか資産を放置し増やすことができると思われる。

 

また、困ったときはウォール街のランダム・ウォーカーを読めば、何とか平静を保てるはずだ。

読むのにえらい時間がかかるので、その間に落ち着けるという意味でも。